そんな激安な方法あるの⁉︎という東京から函館へ最安値で行く方法を紹介します。
2022年9月の時点で、徹底的に調べてみましたが、この方法が今のところ最安値です。
結論から言うと、キラキラ号という夜行・高速バスと青森市内の路線バスと青函フェリーに乗り継ぐ方法です。
移動時間は17時間もかかりますが、この方法だと最安の格安航空チケットの約半値で、たったの7,100円です。(2023年9月25日調べ)
具体的な方法は以下の通りです。
最安値が4,100円の夜行・高速バス「キラキラ号」
キラキラ号というバスを利用することで、東京から青森へ最安値で移動できます。
値段は、予約するタイミングなどによりますが最安値で4,100円です。
21時10分に横浜(横浜シティ・エア・ターミナル)を出発して、22時20分に新宿(バスタ新宿)を経由します。
横浜か新宿どちらかから乗車し、翌朝9時20分頃、青森駅に到着というルートです。
バスで寝てる間に移動して、気がついたら青森まで運んでくれるというイメージです。
トイレはあるし、リクライニングシートを深く倒せるので、くつろいで寝られます。
コンセントもありますので、スマホだって見放題です。
当然、他人のいびきが聞こえてくることもありますので、寝つきが悪い人には、正直あまりオススメできません。それでも、たったの4,100円ということを考えたら、多少のことは我慢しましょう。
ちなみにバス会社側で耳栓をセルフサービスで提供していますので、寝つきが悪い方はもらいましょう。
というわけで、バスの予約をしましょう。
高速バスの予約
キラキラ号の予約は、楽天トラベルでできます。
楽天のポイントを貯めたり使いたいのでお得感ありますね。
曜日と予約するタイミング(早めの予約)によりますが、最安値が4,100円。
乗車日が近くなると値段が高くなりますので、3〜4週間くらい前から旅の計画をたて、早く予約をしておきましょう。
ちなみに1〜2週間くらい前になると、それほど安くなくなってしまい、高速バスを使うメリットが小さくなってしまうので、早めのご予約を。
高速バスドットコムでも予約できます。
青森駅→青森フェリーターミナルまでは路線バスで
バスは青森駅東口に到着しますので、そこから青森フェリーターミナルまでは車で約10分、徒歩45分です。
昔、私は1円でも浮かそうと青森駅からフェリーターミナルまで歩いたことがあるのですが、1時間以上かかり、無駄に疲労した経験がありますので、歩くのは絶対にやめておきましょう。
そこで最適なのが路線バス(あおもり シャトル de ルートバス ねぶたん号)です。
青森フェリーターミナルへのアクセス(津軽海峡フェリーHP)
高速バスが定刻通りに青森へ到着したら、10:30の便に乗れます。
料金は、大人300円です。
青森市営バスという手段もありますが、フェリーの最寄駅であるバス停「新田」から1km以上あるので、路線バスを使うのがベストです。
しかし、9:20に到着して、9:30のバスに乗るというのは余裕がなさすぎます。
次の便の10:30の便が現実的になります。
私の失敗談からも、歩くのだけは本当にやめときましょう!
フェリーの時間まで時間があるので、青森駅周辺で朝ごはんを食べるのもよし。
せっかく青森へ来たのだから、少し寄り道して、煮干しラーメンや牛乳カレーラーメンなど青森グルメを味わうのも旅の楽しみの1つです😄早朝からやっているラーメン屋さんもあります。
津軽海峡をゆったりフェリーで渡り、安く浮かそう
路線バスは青森フェリーターミナルへ10時42分に到着しますので、あとは乗船手続きをしたらフェリーに乗るだけ。
函館へ行くフェリーは青函フェリーと津軽海峡フェリーの2種類ありますが、今回最安での旅行を案内していますので、青函フェリーを使います。
●青函フェリー
11:35青森発→15:25函館着
【料金】2,700円
青函フェリーHP
津軽海峡フェリーに比べたら、設備は簡素ですが値段も安いです。
あとは船の上で、約4時間のんびり過ごしましょう。
甲板に出て潮風に吹かれたり、思う存分旅情を味わうのもよいでしょう。
ちなみに私はトラックの運転手に誘われて、トランプをやったこともあります。
函館フェリーターミナルに到着したら、ホテルなどの目的地までは、お好きな交通手段でホテルなどへ移動しましょう。
函館フェリーターミナルからのバスの時刻表などは、津軽海峡フェリーのHPで見れます。
参考にしてみてください。
最安値にこだわらず、少しでも早く函館へいきたい方は
もし高速バスが青森に定刻通り(9:20)について、青森で過ごす時間をすっ飛ばしたい方は、青森駅からタクシーを飛ばし、フェリーターミナルへ向かいましょう。
10:00の便に間に合います。船内の設備が豪華であずましいですよ!
●津軽海峡フェリー
10:00青森発→13:40函館着
【料金】2,860円
津軽海峡フェリーHP
最安値から青函フェリーの差額560円 + タクシー代が1,750円くらい(NAVITIMEより)かかりますが(所用時間13分くらい)、2時間ちかく函館に到着することを考えたら、早く函館で過ごしたいという方にはメリットは大きいので、最安値にこだわらず旅をしたい方は津軽海峡フェリーを利用しましょう。
さいごに
以上で、東京から函館まで最安値で行く方法となります。
簡単にまとめると、こんな工程です。
- 夜行高速バス/東京(新宿)22:20発→青森駅9:20着(4,100円)
- 路線バス/青森駅10:30発→青森フェリーターミナル10:42着(300円)
- フェリー/青森11:35発→函館15:25着(2,700円)
合計7,100円(所要時間:17時間5分)
飛行機や新幹線で行くよりも、時間がかかったり不便なこともあると思いますが、そういう旅こそ、あとから笑い話や思い出になったりしますので、すべてひっくるめて東京から函館への旅を楽しんでみてはいかがでしょうか?
あなたも「水曜どうでしょう」のバスの旅みたいな気分を味わってみましょう。
一生忘れられないシンドいけど、思い出深い旅になるはずです。
普通の旅行では味わえない達成感を得られます。
ちなみに帰り道は、こちらの記事(函館→東京)を参考にしてみてください。
函館市内での移動はレンタカーがオススメです。
こちらのページで安く借りられるオススメのレンタカーを紹介しています。
そんな長旅してられるか!という方は、お得な旅行予約サイトを利用しましょう。
(ホテルとセットだとかなり安いです)