
本当に美味しい函館の蕎麦屋を知りたい!
ズバリおすすめの店を教えて欲しい。
函館で蕎麦を20年かけて食べ歩き、地元・函館市民の筆者が忖度なしで本気でオススメする蕎麦屋だけを紹介します。当サイトは10年超やっていますが、提灯記事は一切ございません。函館の美味しいお店をひたすら探求する姿勢を崩さずにやっています。
本格的な手打ち蕎麦から、地元の人に愛されている庶民的なお店まで紹介しています。
更新情報
(2023.4.28)「ダイニングBASSO」を追加
(2023.2.17)「そば切り工房 しら川」を追加
(2021.12.27)「蕎麦彩彩 久留葉」を追加
喉越しのよい手打ち蕎麦&あっさり極上のつゆ「ダイニングBASSO」
七飯駅近く、人気ラーメン店「大勝軒」の隣にある手打ち蕎麦屋。
女性店主るみ子さんがお一人で営業されている。
手打ち蕎麦の実力は高い。
蕎麦は喉越しがよく、淡麗系の汁はスッキリとしながらもダシがしっかり効いて大変美味しい。
何度でも食べにいきたくなる魅力を感じた。
また「ピリ辛豆乳そば」という変わり種のメニューがこれまた美味い。
豆乳と汁が絶妙な配合で、快感を感じるような美味しさ。
ラー油がスカッとした鮮烈な辛さで、通常の蕎麦とは違ったオリジナルな魅惑のメニュー。

湯の川のハイクオリティな絶品手打ち蕎麦「そば切り工房 しら川」
あまりにも美味しくて1週間で2度もお邪魔してしまいました。
蕎麦の麺の太さが絶妙で喉越しが気持ち良い。美味しさを通り越して快楽。
汁も絶品で、濃すぎず薄すぎず、ちょうど良い濃度。
天ぷらのクオリティーも非常に高いです。随所で繊細で丁寧で仕事ぶり。
比内地鶏など使っている食材もよく、作り手のこだわりや高い志、おもてなしの心を感じます。
居心地が良い雰囲気、さりげなくながれるジャズ、清潔な店内、器のセンスの良さなど、とても素晴らしいお店です。
そして、行くたびに美味しさが進化していると感じています。





料亭のような店舗で食べる極上蕎麦「蕎麦彩彩 久留葉」
落ち着いた古き良き和の店内。
なめらかでコシのある細めの手打ち蕎麦。
しっかり出汁の効いたツユ。
天ぷらの揚げ具合も最高で、函館屈指のハイレベルな蕎麦店。

天ぷらが美味しかったので、後日《冬のおすすめメニュー》桜えびと白エビのかき揚げセイロも食べました。

黒豚セイロと《季節限定》すずしろ

通が唸る「手打ちそば いしくら」
いわずと知れた有名店。人気・実力ともに申し分ありません。
これだけ美味しかったら、そりゃ開店前から並ぶよね、というのも納得。
冷たい蕎麦が特に美味しい。しっかりとしたコシがあり、しっかり締まった麺の喉越しが最高。
ダシの風味がしっかりしたツユ。
天ぷらはちょうど良い揚げ具合で、全てにおいて技術とセンスの高さを感じる。
特におすすめしたいのは、かき天ざる、あなご天ざる。
漬物も自家製。


いか天も素晴らしく美味しいです。

ハイレベルな蕎麦と天ぷら。進化する「大阪屋」
「カツ丼が美味しい店のまとめ記事」でも登場した大阪屋。
喉越しの良く香り高い蕎麦で、温かい蕎麦、冷たい蕎麦、どちらも美味しい。
手打ちの麺は、喉越し良く、新そば時期は香り高い。
ツユも年々進化して、スッキリと雑味のない円やかなものに進化している。
蕎麦と天ぷら、どちらもレベルが高いので、天ぷらとセットのものがおすすめ。
セットメニューを頼むと、チョコレートムースがついてきて、これも大変美味しい。
モロゾフのチョコレートムースが大好きな筆者には嬉しい。





この前、新そばが出ていたので行ったのですが、あまりに美味しくて二日連続行きました。
ダシがしっかり効いた神山の「ふでむら」
温かい蕎麦を食べたくなった時、まっさきに行きたくなるのが産業道路沿いの和風の大きな建物でおなじみの「ふでむら」。
ダシがしっかり効いていて、薄くもなく濃くもなく、素晴らしいくらいちょうど良い濃さの汁。
この汁の味の虜になり、かなりの回数いっているが、まったく飽きない。
昔は、冷たい蕎麦が柔めで自分の好みではなく食べなかったが、最近はコシがあるので、たまに食べている。
最近はカツカレーそばがお気に入り。カツとカレーそばの組み合わせが意外と珍しい。特にここのお店のカツカレー蕎麦は、カツが美味しくレベルが高いことまでわかってきてる。



早くて美味しい「そば処 長吉」
オーダーしてから出てくるまで、とにかく早い。5分以上待たされた記憶がない。
早いというのは、飲食店にとってストロングポイントのひとつだなと関心させられる。
さらに朝10:00からやっているのも嬉しい。
温かい蕎麦、冷たい蕎麦ともに美味しい店。
暖かい蕎麦は、ダシがしっかり効いた美味しい汁でちょうど良い濃度。
冷たい蕎麦は麺にしっかりとしたコシがあり、汁も申し分なく美味しい。
ファミリー向けな雰囲気の店構えのせいか、世間的な評価はなぜかそれほど高くないが隠れた実力店だと思い、場所は上磯イオン近くの七重浜エリアで少し遠くても行く価値があるとせっせと通っている。



太麺の田舎蕎麦を食べたくなったら「田舎家」
太い田舎蕎麦のお店です。
店主さんの心温まる接客と雰囲気のある店内に居心地の良さを感じる。
冷たい蕎麦よりも温かい蕎麦が暖かい「かしわそば」が美味しいです。
あっさりめの優しい味わいの汁でホッコリした気分になる。
田舎家さんは、正確には七飯町ですが、すぐ隣なのでドライブでお出かけの際にちょうど良いです。


南茅部の恵みを活かした「手打ちそば 久蔵」
日本を代表する昆布の産地である南茅部にあり、白口浜真昆布のダシが効いた汁が特徴。
コシがある手打ちそばのレベルも高く、天ぷらの揚げ具合もちょうどよい。
長くて大きな穴子の天ぷらが食べられる穴子天重セットがおすすめ。

函館の美味しい蕎麦屋マップ
グーグルマップからも、それぞれのお店の場所が確認できます。
最後に
そもそもこのブログをはじめた原点は、蕎麦の食べ歩きなんですよね。
起進堂という蕎麦屋で「蕎麦ってこんなに美味いものなのか…」と深く感動して、グルメに目覚めたことがきっかけです。
函館市内と周辺の蕎麦店に関しては、だいたい全部の店へ行ってます。
昔はどの店も同じような味だと思っていましたが、食べ歩くうちに、お店によって違いがあることに気がつきました。
温かい蕎麦が美味しい店、冷たい蕎麦が美味しい店、麺が美味しい店、天ぷらを揚げるのが上手な店などさまざまです。
食べ歩きするうちに、深掘りして考えるようになり、美味しい蕎麦屋について自分の見解を出せるようになりました。
調味料・ダシ・蕎麦粉のセレクト、製麺技術などひとつひとつの要素が積み重なり、結果的に味の差として出てきます。手打ちだったら美味しいというものでもない。
気楽で身近だけど、実はごまかしが効かない難しい料理だなとも感じています。
蕎麦を美味しく感じるポイントはこんな感じです。
・汁はダシがしっかり効いて雑味なく、塩分や甘さの尖りを感じない、まろやかさを感じるカエシであること
・麺はコシがほどよくあり、水っぽかったり粉っぽさが残ってないこと
・冷たい蕎麦は、喉越しが良いこと
・温かい蕎麦は、味が濃すぎないこと
・天ぷらの油は、古くないこと
このような裏付けで普通のグルメガイドでは絶対に選ばない、函データのオリジナルのリストだと自負しています。
雰囲気や誰かの評価ではなく、自分の心で味わって選びました。
また、加熱しても透明でプリプリな保水剤を使ったエビを提供しているようなところは、ポリシーとして当然選んでいません。
今後も函館で美味しい蕎麦屋を発見したら、このページもアップデートしていきます。
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蕎麦以外にも函館のカレー、チャーハン、カツ丼、ラーメン、カレーライス、洋食の美味しいお店をまとめた記事もありますので併せてご覧ください。