スーパー魚長で売っていたどんこ。
エゾアイナメとも呼ばれているそうです。
以前、釣り好きの友人が
「どんこは肝がでかくて美味しいよ。
カワハギ、あん肝もいいけど、どんこの肝もデカいから、食べてみなよ。」
と言ってました。
どう調理したら良いかわからないので、いつもスルーしている魚ですが、2匹で、222円+消費税と安かったので購入してみました。
目次
天ぷら
料理方法は、調べてみると、肝が美味しいので肝を身に塗って焼く「逆さ焼き」や甘辛く煮付けるなど、いろいろありました。
しかし、手に入れた魚が小ぶりで、肝が小さかったことから、天婦羅にしてみました。
白身でやわらかく、捌いたり骨の処理などは、ちょっと難しいです。
しかし、食べてみると、鱚(きす)のような、磯の香りを感じながら淡白であっさり上品な旨味。
鱚と違うのは、しっとりした食感でしょうか。
塩や天つゆにつけて食べましたが、実に美味しかったです!
さつま揚げ
身がやわらかく、おろす際に、身がボロボロになった部分で出てしまったので、包丁で叩いてまとめ、肝、味噌、片栗粉、卵、玉ねぎのみじん切りでタネを作り、さつま揚げにしました。
これも、あっさりめですが、クセがなく、なかなか美味しいです。
アラを使って、スープも作ってみましたが、これまた上品な味わいに仕上がりました。
また次のシーズンに出回るのが楽しみなお魚。
とても興味深い食材です。
函館のスーパーでは、せいきょうやイオン、マックスバリューでは見かけませんので、気になる方はスーパー魚長に行ってみてください。
イカの漁獲量が落ちても、こういったエゾアイナメのような美味しい魚だったり、ブリなんかも獲れるようになったり食べ物に恵まれた町ですね。